農村への移住や就農を志す若き挑戦者にとって、いまや日本の農業は「百花繚乱」の様相を呈しています。大規模化やIT導入、さらにはマーケティングや直販体制など、多岐にわたるビジネスチャンスが広がっているからです。しかし、実際に農地を確保し、最先端の技術を導入しようと思うと、資金面など多くのハードルが存在します。
そんな中、北海道・十勝で異色の存在感を放つのが、斉藤砂利工業グループの営農ベンチャー「株式会社雄秀農園」。同農園の専務取締役を務める大留尚伸氏は、若き頃から畑を見つめ続けてきた“農の申し子”にして、砂利採取と農地造成の老舗企業「斉藤砂利工業」の重要ポジションも担う人物なんです。
「斉藤砂利工業」と聞けば、コンクリート・アスファルト舗装・建設工事用砂利の採取・販売や農地造成工事を手がける会社として創業から78年の老舗企業。実はこの企業、農地の地下に眠る砂利を採取したあと、再び土を戻し排水性に優れた“良い畑”をつくる独自技術を40年以上培ってきました。
こうした「土と水を制する」技術があるからこそ、極端な水不足や冠水被害にも柔軟に対応でき、安定して質の高い作物を育てられるわけです。まさに「一石二鳥」ならぬ「一畑多益」の境地。
現在、原料である原石は50年程前の河川法の規制により河川からの採取はできず、農地から採取している。その結果、優良な採取場を確保することは難しくなり、農地を保有することができる環境と農業王国「十勝」においての農業参入を熱望していた。
しかし、農地を所有するためには「農地所有適格法人」の要件を満たす必要があります。そこで新たに誕生したのが「株式会社雄秀農園」。「農地所有適格法人」を継続していくためには、しっかり営農しなければならないという制約もあり、ただ砂利を採取するだけではなく真剣勝負で農業へ参入。
2014年に設立し、翌年2015年から本格的に作付けを開始。まだ10年足らずと歴史は浅いものの、「畑の造成工事のプロ」である斉藤砂利工業のノウハウを惜しみなく注ぎ込み、最先端技術を積極導入することで急成長を遂げてきました。
雄秀農園が所有する農地は約30ヘクタール。そのうち約25ヘクタールを作付けしています。現在は豆類、小麦、ビートを輪作する一方、地域の需要や市場トレンドを睨みながら、玉ねぎなどの新作物にも挑戦しようと計画中です。
同社の真骨頂はここから!ICTの活用には目を見張るものがあるんです。
これらのツールを駆使し、生産状況や作付け履歴、収穫データを農協や関係機関に共有しながら、日々試行錯誤を重ねています。「千変万化する農業の現場にITを活かす」ことで、従来の経験と勘だけに頼らない、科学的かつ効率的な営農スタイルを実現しているのです。そして、大留氏は「常識にとらわれず、新しい農業をつくりたい。挑戦する意欲さえあれば、畑を自由に使ってほしい」と力強く語ります。
この新時代の農業を率いるキーマンが、専務取締役の大留尚伸氏。
酪農家の両親のもとで幼少期から農業と触れ合い、その後、士幌高校で同級生だった「藤川農場」の藤川篤氏との師弟関係を深めてきました。藤川氏は30年以上、音更町で父の跡を継ぎ、旺盛な探求心と行動力を武器に「うまいイモ」を作り続ける農業の達人。
大留氏は、そんな達人から知識と技術を学びつつ、畑造成・排水工事の専門技術を併せ持つ実務家。「地味な作業でも一つひとつ確実に積み重ねる姿勢」が評価され、農業だけでなく斉藤砂利工業の経営にも関わる重要ポストを担うまでに至りました。まさに「臥薪嘗胆」の努力を続けてきた地力が、大きな花を開こうとしているのです。
さらに、畑造成や排水工事を専門とする斉藤砂利工業の経営にも携わり、土と水のコントロールにかけてはエキスパートと言っても過言ではありません。「どうせやるなら中途半端にはしない。好きな作物や新しい手法にどんどん挑戦して、俺たちと一緒に大地を耕してほしい」と、熱意に満ちた言葉で仲間を求めています。
十勝は、豊かな大地と良好なインフラがある一方で、担い手不足が顕在化しつつあります。そこで雄秀農園は「若い力で地域を支え、農の未来を開拓する」というビジョンを掲げ、新作物の栽培や直販ルートの開拓など、次々と計画中。
など、まだ設立から10年ほどの若い農園だからこそ、組織は柔軟で「常識に縛られない営農スタイル」を貫いているのです。大留氏は「ここは試行錯誤できるフィールドだ。常識にとらわれず新しい農業の形に挑んでほしい」と繰り返し訴え、自由闊達な経営を実現しています。
農業を始めるうえで欠かせないのが住環境。しかし、雄秀農園が拠点を置く幕別町・相川地区は病院、商業施設が近い帯広市へのアクセスが抜群です。十勝川温泉も車でスッと行ける距離にあり、空港までも30分ほどという便利さ。ちなみに、十勝にある銭湯はほぼすべて温泉ですということをお伝えしておきますね!
加えて、砂利採取と農業の二本柱で通年雇用が可能というのも大きな強み。まさに「一挙両得」の環境が整っています。
雄秀農園では現在、新たな仲間として「将来、農園を担う管理者候補」を募集しています。驚くべきはその自由度の高さ。正社員として安定しながらバリバリ農業をやるもよし、経験を積んで好きな作物を育てて歩合制も可能!
「新しい作物を育てて、加工品にしたり、海外へ輸出など。営農ベンチャーだからこそできる挑戦しかありません。私も支援しますが、将来はあなたが30ヘクタール!将来はそれ以上の畑を管理し、ビジネスを展開していってください」(大留尚伸専務取締役)
「最先端技術×豊富な農地×地盤づくりのプロ集団」という最高のバックアップ体制があなたを後押しします。こうした条件で本格的に農業へ参入できる機会は、そうそう巡ってくるものではありません。文字通り「千載一遇」のチャンスです。
「農業を夢見たが、まずは土地や機械がない」「ビジネスとして農業を成立させたいが、ノウハウ不足で踏み出せない」――そんな課題を一挙に解消し、“自由度満点”の営農スタイルが実現可能なのが株式会社雄秀農園です。
大地に根ざし、新たな試みに果敢に挑みつづける大留尚伸専務取締役のもと、あなたの手で“次世代の農”を切り拓いてみませんか?
興味を持った方はぜひ一度ご連絡ください。大自然と最先端技術が融合する幕別町のフィールドで、「未来を耕す」冒険に飛び込む準備はできていますか?
あなたの決断が、この地の新たな歴史を紡ぎ出す第一歩。「百花繚乱」の農業シーンで、一緒に花を咲かせてみませんか?