起業の瞬間から揺るぎないサポートがある十勝・帯広で、夢を現実に変えませんか?なぜなら、ここでは自治体や地元企業・金融機関が、新しいビジネスと情熱に満ちたあなたを全力でサポートしています。最大300万円の起業+移住支援金、また最大5000万円の投資可能な「コントレイル」、さらには起業家を育成する「とかちイノベーションプログラム(TIP)」や無料コワーキング&相談スペース「LAND(とかち財団)」があなたのビジネスをロケットのように加速させます。移住して起業か地元で起業か……。起業者たちをご覧ください。
都会の喧騒から離れ、田舎でのんびりとした時間を楽しみながら起業する。そんな夢を叶えるチャンスが、政府の補助によって現実のものとなっています。どうせ起業するなら、新しい環境で挑戦してみるのはいかがでしょうか?今回は、地方へ移住して起業するメリットとその成功につながる具体的なサポートについて解説します。
コロナ禍を通じて多くの人が都市部の生活の大変さ、リモートワークの可能性を再認識しています。そんな中、地方で新しい生活を始めようとするムーブメントが高まっているのです。
具体的には、政府から最大300万円の支援金が提供されます。移住支援金として家族であれば最大100万円、さらに2023年度からは子ども一人当たり100万円の加算金が提供されるため、2人の子どもを持つ家族であれば、さらなるサポートが得られます。
さらに、起業する方向けの「起業支援金」もあり、新たな事業を地方で展開しようとする方に最大200万円の資金が支給されるんです。
移住して起業するためには、一定の条件をクリアする必要があります。起業支援金を得るには、起業が地方(東京圏以外)で、社会的事業になること、そして起業後に起業地の都道府県内に居住する意思があることが条件。
一方で、移住支援金を得るためには、10年間で5年以上東京23区に在住もしくは通勤していたこと、そして移住後も5年以上は新しい土地に居住する意思があることなどが条件となっています。
帯広市では、ユニークかつ実質的な支援を通じて、新たなビジネスの芽を大切に育んでいます。特に「特定創業支援等事業」と呼ばれるこのプログラムは、新規事業者へのきめ細かい支援を提供。これによって、会社設立時にかかる様々なコストを軽減することができるのです。本記事では、この帯広市の特色ある制度について探ります。
帯広市内で事業をスタートする起業家には、特筆すべき登録免許税の軽減が提供されます。通常、株式会社の設立時には、資本金の0.7%が登録免許税として課税されますが、帯広市内での設立ならば、0.35%へとハーフカット!例えば最低税額である15万円が、なんと7.5万円に軽減されるのです。同様に合同会社や合名会社、合資会社においても、設立に要する税金が軽減されます。
起業の初期フェーズで出くわす資金調達のハードル。帯広市では、通常創業2か月前から対象となる信用保証協会の創業関連保証が、事業開始の6か月前から利用可能となり、より早期からの安心した資金調達をサポートします。
更に、日本政策金融公庫の融資制度も特例を提供。自己資金要件の充足や、貸付利率の引き下げによるサポートを受けることができ、初期のキャッシュフローをスムーズに導きます。
十勝地方、その驚きの起業家育成プログラム「TIP」がすごいんです。
広大な大地と豊かな自然に包まれた十勝地方。ここには、意外なほど前進的で活力溢れるスタートアップコミュニティが存在します。その核となっているのが「とかち・イノベーション・プログラム(TIP)」。十勝で新しい事業創造を切り拓く勇敢な挑戦者たちを、多角的なセッションと熱意に満ちたネットワークで支えているプログラムです。
TIPが始まったのは2015年。これまでに50を超える新事業構想が生まれ、その10以上が実際の法人として設立されるなど、堅実な成果を上げています。過去8年間にわたり、9回のプログラムが展開され、各期には十勝内外から新しいビジネスのアイデアを持つ人々が集います。
TIPの大きな特徴は、参加者同士の強固なネットワーク形成。また、全国の革新的な経営者との交流を通じて、「やりたいこと」を実現に向けてブラッシュアップしていきます。各セッションでは、参加者が「仲間」を見つけ、共に事業を発展させる起点を築いています。
さらにTIPは、帯広信用金庫を主催とし、十勝19市町村が共催。さまざまな企業や団体が協力・協賛しており、多様なバックグラウンドを持つ支援者からの知見やリソースが寄せられています。これにより、プログラムはより豊かで実践的なものとなっています。
TIPでは、過去50を超える新事業構想が生まれ、その10以上が実際の法人として設立されました。一部を成功例としてご紹介します。
「馬車BAR」が十勝帯広を新たな夜の名所に!
北海道・十勝地方、特に帯広市は、ばんえい競馬でその名を馳せています。「馬車BAR」は、その名の通り馬車を使ったバー体験。ホテルヌプカを運営する十勝シティデザインが実現させ、あっという間に地元民と観光客から支持を受け、帯広の新たな夜の楽しみとして定着しました。
このアイデアは、「とかち・イノベーション・プログラム(TIP)」初の卒業生によって生み出されました。
馬車に乗りながら、十勝の大麦を使った爽やかなクラフトビールを堪能できる50分。ばんえい競馬で力を示したムサシコマが引く馬車は、帯広駅前をはじめとする賑わいの中心地を巡ります。このアイデアの原型は、実際に空港から帯広市内までの道をばん馬が送迎する、というものでした。
そして今、馬車の上から街の灯りと星空を一度に楽しみながら、お酒とおつまみ、そして新しい友達との出会いを満喫する、それが「馬車BAR」です。馬と共に築かれた十勝の歴史的な背景を感じながら、新しい文化を創造しています。
Fantは若き起業家が繋ぐ、ハンターと飲食店の新しい絆
北海道十勝地方に息づくイノベーションの種、「とかち・イノベーション・プログラム(TIP)」。ここで育まれたアイディアの一つが、株式会社Fantの創業に繋がりました。その背後には、若手ハンターと地域をサポートする一人の起業家、高野沙月さんの情熱があります。
とかち・イノベーション・プログラム(TIP)』。ここで育まれたアイディアの一つが、株式会社Fantの創業に繋がりました。その背後には、若手ハンターと地域をサポートする一人の起業家、高野沙月さんの情熱があります。
Fantが開発・提供するサービスは、飲食店とハンターを直結させる画期的なシステム。飲食店からの具体的なジビエのニーズが、システムを介してハンターに届き、地域に根ざした調達が実現します。高野さんがこのアイディアに至った背後には、実際の狩猟現場を体験し、農家が抱える鳥獣被害の深刻さと、増加する若手ハンターの課題を肌で感じたからこそです。
「この地で直面する課題を解決したい」という高野さんは、TIPに参加。初めてのアイディア提案は、ハンターが調達したジビエをふるさと納税やクラウドファンディングを通じて流通させるものでした。その後、札幌のD2ガレージ主催『Open Network Lab Hokkaido』でブラッシュアップを重ね、現在の形が生まれました。
TIP8期生の宮澤嘉裕氏(48)は、十勝の地でスピリッツ製造の新ビジネスを立ち上げ、地元の文化に新しい波をもたらす意欲を燃やしています。
宮澤氏は北海学園大学卒で、帯広市生まれの地元愛にあふれる起業家。彼が設立した「株式会社十勝平野蒸溜所」では、十勝産のボタニカルを駆使したこだわりのクラフトジンや、北欧で人気のスピリッツ「アクアビット」の製造を手がけています。
宮澤氏のキャリアは多彩で、特に最後の8年間を町営の十勝ワイン事業で過ごし、そこでの経験が彼のスピリッツへの情熱に火をつけたと言えるでしょう。退職後は、道内の複数の蒸溜所で研修を積み、起業の道を進む準備をしてきました。
そしてその起業の道のりは、「とかち・イノベーション・プログラム(TIP)」の8期生として、具体的な事業構想を形にしていく場所となりました。
新会社「合同会社コントレイル」の創立が十勝地域で新しい風を吹かせています。地場企業、株式会社山忠HDと株式会社そらの共同出資により、地元起業家とベンチャー企業への最大5,000万円までの出資と多岐にわたる支援を実現。
デジタルメディア会社「スマヒロ」も、コントレイルの支援を受け、ビジネスの幕を開けました。十勝の企業と人材をマッチングさせる求人マッチングWebメディア「TCRU」もスマヒロの事業です。ちなみに、スマヒロの代表の北川は、TIP(とかちイノベーションプログラム)7期生です。
コントレイルはこれからも、地元十勝での起業を力強くサポートし、地域社会の活性化へと寄与していきます。新しい事業アイデアを抱くすべての方々へ、コントレイルは可能性を広げ、一緒に未来を創り上げていくパートナーとなるでしょう。コントレイルは、LANDと提携し、「地域活性化ビジネス相談所 O-KISOU」のアドバイザーとして参加しています。
「地方起業」—多くの地方移住者の目指すミッションの一つ。特に北海道帯広市は、その手厚い起業支援で2021-23年と3年連続「住みよさランキング」で1位に輝いた、注目のスポット。
そんな素敵シティ「帯広」駅前にあるLANDは、単に仕事ができる場所を提供するだけではなく、地域発の事業創発・起業を強力にバックアップするコーディネーション拠点として、2020年に開設。
その運営主体は、十勝の産業支援機関「とかち財団」。彼らが展開するこのスペースは、新たなビジネスプランやアイディアの実現に向けてのアクションを促進し、多くの起業家やビジネスパーソンにとって、夢をカタチにする場所となっています。
キーワードは、「無料」。そう、LANDでは利用料が無料で、飲食の持ち込みも自由。無料Wi-Fiと電源も完備し、スタイリッシュでレトロなデザイン家具で仕上げられたフリーワークスペース、プラス使い勝手の良い会議室も利用可能です。
コワーキングスペースは、新しいアイディアの源やコラボレーションの場となります。そしてLANDはただの作業場ではありません。地元の専門家やビジネスパーソンと繋がり、相談を行い、新しいプロジェクトやアイディアの創出をサポートする場所です。
新たな事業アイデアを持っているが資金が足りない。そんな新しい風を吹き込みたい企業や個人が多くいる中、驚異的な補助金プログラムが北海道帯広市を舞台に展開されています。その名も「とかちビジネスチャレンジ補助金」。この補助金は、100% のサポートを旨とし、新事業の立ち上げをエンパワーします。
2023年度、選定されたのはスマヒロ、New Pan Hokkaido、十勝平野蒸留所、なまら十勝野の4社。これらの企業はそれぞれ異なる分野で、新しいサービスや製品の開発に挑んでいます。
例えば、地域に特化した求人マッチングウェブメディアを展開するスマヒロは、さらなるサービス拡充を目指し、API機能の開発やシステムのパッケージング化を計画しています。これらの企業が共通して持っているのは、地域の可能性を最大限に引き出す新しいアイデアとパッションです。
ここで注目すべきポイントが「持ち出しなしの10割補助金」。設立5年以内の事業者には最大で300万円、6年以上の事業者には最大で400万円を助成する、この圧倒的な支援が新しいビジネスの芽を大きく育てます。
十勝平野蒸留所は、地元の食と自然、文化を一体で楽しむ「ガストロミーツーリズム」をコンセプトに、スピリッツを楽しむ文化の醸成を図ります。これは新しい地域文化の創出と、観光の一環として地域振興を計る素晴らしい試みです。
また、農産物販売を展開するなまら十勝野は、高騰する肥料価格にも負けず、サツマイモの新しい栽培方法を模索。洗浄機と選別機の導入によって、十勝産サツマイモの流通の確立と、ブランド力向上を目指します。
いかがでしたでしょうか。田舎で起業するなら十勝・帯広しかないと思いませんか?地元でのスタートアップ、或いは地元へのUターン・Iターンでの起業。
どちらを選ぶにせよ、十勝・帯広はあなたのビジネスチャレンジを全力でサポートします。多彩な支援、最大5000万円の投資、そして持ち出しゼロの補助金。これら全てが、あなたのビジネスを支える強力なバックアップとなります。
地元の経済と共に成長し、全国へ、世界へと羽ばたく。そんな可能性を秘めたこの地で、あなたも新しい一歩を踏み出しませんか?十勝・帯広が、あなたのチャレンジを待っています。