2023年、帯広に新イベントが誕生しました!その名は「広小路マーケット」。帯広市の中心市街地にある全天候型アーケード「広小路」を舞台に「歩行者天国」となったマーケットイベントです。2023年は6月と9月に2回開かれました。主催者によると、初回が8,883人、2回目は3,786人の来場者数でした。皆が、歩いて、食べて、飲んで、買って、楽しめる帯広の広小路マーケットを紹介します。
2023年6月4日、帯広に新たなイベントが誕生しました。開催場所は、帯広市の中心市街地にある、全天候型アーケード「広小路」。
イベント時は「歩行者天国」となり十勝・帯広の食材をふんだんに使った飲食店ブースや、子ども向けの縁日・体験コーナーのほか、新鮮な野菜、クラフト雑貨なども購入できる、まさに老若男女がみんなでおもいっきり楽しめるイベントです。
主催は帯広商工会議所・商業委員会(村松一樹委員長)。2023年1月に、122年の歴史に幕を下ろした「藤丸百貨店」で落ち込む中心部の人流を創出するのが狙いだそう。
初開催となった6月4日は約9000人が集い、人気を不動にした2回目も約4000人が集い、大いに盛り上がりました。もちろん、広小路商店街の店舗も参加し、ポスター掲、トイレ開放など、商店街と外部出店・出展者が皆で、盛り上げるハートフルイベントです。
十勝を代表する酒「十勝ワイン」と「上川大雪酒造の碧雲蔵」が、その繊細なる味わいで大人たちを夢の国へと誘います。無料の振る舞い酒もあり、一緒に乾杯する新たな友達と出会うかもしれません。
外部出店・出展者30店舗以上と広小路商店街の22店舗が協力参加。オリジナル商品や手作りのクラフトアイテムがあなたを待っています。ちょっとしたお土産探しも楽しんでいただけるでしょう。
子どもたちには、さまざまな体験ブースや、大道芸が披露され、夢中になって楽しむキラキラとした瞳が印象的です。そして、親は子どもたちの笑顔に癒され、ほんわかとした時間を過ごせます。
大人気なのが、小型のショベルカー「ミニバックホー」乗車体験、チョークアート、陶芸体験など、地元企業が子どもたちのために、全力で応援するほか、「モール温泉(ふく井ホテル)」の足湯や移動図書館など、時間を気にせず、ゆったり過ごせるのが広小路マーケットです。
歩行者天国となった広小路は、いつもと違う特別な雰囲気。ショッピングや食事を楽しみながら、友人や家族とのんびりとした時を過ごすことができます。
出店・出展者の電器は地元企業「帯広日産自動車」が電気自動車(EV)を提供することで賄いました。ここでの活用が災害時のときの活用方法として意識付けに一役を買ったでしょう。
「コロナ禍明けに家族で出掛けられるイベントができて本当にうれしいです」十勝で農業を営む木村さん / 39・仮名)
「高校時代の広小路はお店もいっぱいあり、学校帰りに必ず寄る場所でした。あの頃を思い出しながら、自分の子どもが賑わいを感じられてうれしかった」(家族で参加した佐藤さん / 45・仮名)
「夏祭り以外で広小路にこんなに人が集まっているのをはじめてみました。親が『昔はいつも人で賑わっていた』とよく聞いていたので、こんな感じなのかなと想いました」(友達と訪れた田中さん / 19・仮名)
「広小路は道路としても狭く、ちょっと危ないのでこのまま閉鎖して、こうしたイベントを常にやってほしいですね。そしたら孫や妻を連れて日常的に来れますから」(孫と一緒に参加した遠藤さん / 65・仮名)
「毎月開催したら、代わる代わる色々とな出展者が増えるのかなと思う。定期開催は、必ずまちなかの活性化につながるのでは?商店街のお店とも相乗効果で盛り上がりたいです」(出展者)
この広小路マーケットが、地域の活性化に寄与するだけでなく、人々に笑顔と特別な時間をもたらしてくれる、そんな場であり続けることを願っています。
次回の開催が待ち遠しいですね。あなたも、次回絶対に「広小路マーケット」での素敵な一時を楽しみませんか?美味しい食べ物、楽しいエンターテインメント、そして新しい発見がきっとあなたを待っています!