市民の暮らしを止めない。責任と誇りを背負う、
ズコーシャの若手エンジニア

May. 12
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住民票の発行、水道料金の請求、選挙の入場券。当たり前に届くその一つひとつの裏側には、「絶対に止めてはいけないシステム」があります。

その最前線に立っているのが、帯広の総合コンサルタント・ズコーシャのエンジニアたち。

「正直、楽な仕事ではありません」

そう語る彼らの仕事は、期限厳守、ミスは許されない。トラブルが起きれば、即座に対応し、市民の生活を守り抜く責任があります。

それでも彼らは言います。「この仕事には、他では得られないやりがいがある」と。

自治体職員と“発注者と受注者”ではなく、“同じ現場を守る同志”として並び立つ。難しい案件にも、自ら手を挙げて挑戦できる。

そして、乗り越えたときに得られる確かな手応え。

責任が重いからこそ、成長できる。
難しいからこそ、面白い。

ズコーシャで行政インフラを支える若手エンジニアたちは、どんな現場で、どんな覚悟で働いているのか。

そのリアルを、正直に語ってもらいました。

地域に貢献しながら、自分らしく働く――ズコーシャで広がる仕事とキャリア | 株式会社ズコーシャ | 帯広 十勝の求人・移住なら【TCRU】北海道生活に役立つ情報
道路や橋などの公共インフラの設計から、地域のデータを守るITサービスまで。ズコーシャは北海道・十勝を拠点に、まちづくりの土台を65年以上支えてきた総合コンサルタント企業です。建設コンサルタントと聞く難しそ...
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佐々木久智(ささき・ひさのり)

IT事業部公共ソリューション課課長
趣味:バンドでギターを演奏するほか、スノーボードのインストラクターとしても活躍。夏は自転車やバイクを楽しむ。軽音同好会会長。

福井涼太(ふくい・りょうた)

IT事業部公共ソリューション課
帯広市出身。同市の情報系専門学校を卒業後に入社。
担当:自治体向けの水道料金システム導入・保守
趣味:昨年から始めたスノーボード。ドラムも本格的に始めてスタジオで練習している。軽音同好会所属。

野久疾風(のひさ・はやて)

IT事業部公共ソリューション課
帯広市出身。同市の情報系専門学校を卒業後、2021年に入社。
担当:自治体向けの住民情報システムの導入・保守
趣味:PCと車。最近スポーツカーに乗り換え、ドライブに出かけるのが楽しみ。

参納優也(さんのう・ゆうや)

IT事業部公共ソリューション課
帯広市出身。札幌学院大学卒業後、2023年に入社。
担当:自治体向けの収滞納業務及び後期高齢者医療保険業務システムの導入・保守
趣味:コーヒーが好きで、お気に入りのコーヒーを豆から挽き、ドリップして味わっている。

公共ソリューションの仕事とは?

ーー業務内容について教えてください。

課長 一言でいうと、自治体の職員の方々が行う事務をシステムでサポートする仕事です。住民票の発行や税金の収納管理、マイナンバーの運用・管理、医療保険の運用、水道料金の請求など、市町村民が役所を通じて受け取る行政サービスの多くは、こうしたシステムによって支えられています。

実際に事務を行うのは自治体職員の方々ですが、私は自分たちを同じ業務を行う「同志」だと思って仕事をしています。困り事があれば自分事として捉えて、できることを一緒に考えます。

以前、ある自治体の一部のシステムサポートを別の業者さんが進めていたのですが、思うように作業が進まず、担当職員の方が困っていました。以前一緒に仕事をしたその職員の方から状況を聞いたら、そのままにはできませんでした。当社の対象業務ではなかったのですが、業者さんへの確認方法などを一緒に考えました。

後日、担当の方から「そこまでしてくれるのか」と言っていただいて。「来年度からあなたたちのチームにサポートを任せたい」とおっしゃっていただくほど、信頼関係を深めることになりました。

システムの制約でご要望に応えられない時も、「できません」で終わらせません。まず相手が目指すゴールを理解して、「このやり方ならできます」という代替手段を必ず一緒に考えます。相談してきた職員さんは、何かを解決したくて声をかけてくれている。その気持ちに応えたいんです。そういう関係を積み重ねて、お互いに笑いながら仕事ができる関係になることが、この仕事の理想だと思っています。

短納期でも最高品質で応える

ーー具体的な実務も詳しく教えてください。担当されている水道料金の請求はどんな仕事ですか?

福井 水道料金のシステムの保守・運用を担当しています。税金などの他の業務は1年単位のサイクルですが、水道料金は、検針→料金計算→収納→督促という業務サイクルを1ヶ月単位で回していきます。水道料金の請求書を発行する日程は決まっていますよね。たとえば4月7日にデータを作らないと、4月9日に請求書を送付できない。その期日が1日でもずれることは許されません。エラーが起きて、請求書を作成するためのデータが作れない時が特に大変で、その短い期間の中でリカバリーしなければならない。

一番良いのは「何事もなかった状態」にシステムを復旧することです。でも時間は限られている。部分的に修正して、別の箇所に新しい問題が起きたら意味がありません。エラーが起きた際の影響範囲を正確に見極め、波及するエリアを最小限に絞って解決することを目指しています。

ーーやりがいや達成感を感じるのはどんな時ですか?

福井 以前対応した際に、お客様から「思っていたものと違う」と言われてしまったことがあって。ここ2、3年は「どのような状態にしたいか」、「どこまでをやるか、やらないか」というゴールと作業範囲を事前にお客様と確認するようにしました。お客様との期待値のズレを無くすためです。現在はお客様が満足している姿が見られるようになりました。積み重ねてきたことが確かに結果につながったと実感しています。

急な解散総選挙にも、動じない

ーー担当されている業務について教えてください。

野久 住民情報に関するシステムを幅広く担当しています。転出・転入手続き、住民票や印鑑証明書の発行、マイナンバーカード、選挙の入場券などが対象です。制度改正への対応も多く、常に最新情報の理解が欠かせません。

先日の解散総選挙では、ギリギリまで衆議院が解散するかどうかわからなくて、急遽決まった瞬間に入場券の手配を急いで進めました。国が決めたことで、指定の期日までに準備しなければならない。無茶な要望に聞こえることもありますが、それでも「できる限り応えたい」という気持ちで対応しています。

ーーやりがいを感じる瞬間はどんな時ですか?

野久 先ほどの選挙の話で言うと、印刷会社と連絡を取り合いながら名簿を準備して、期間内に納品できた時、自治体の職員さんから感謝してもらえた時ですね。本当にやってよかったと思いました。問い合わせ対応でも、迅速に動いて「ありがとう」と言ってもらえる瞬間が何度かあって、自分の仕事が住民サービスの向上に貢献できていると実感できます。

「海外」のような世界で、地道に積み上げる

ーー担当されている業務について教えてください。

参納 税金の収滞納と後期高齢者医療保険のシステム保守を担当しています。税金の支払い状況の管理と、75歳以上を対象とする医療保険制度のシステム運用ですね。

この業務を始めた当初は「外国に来た」ようでした。自治体の業務には特有の言葉があって、「収納」という言葉も物を片付けることかな?と思ったくらいで(笑)。専門用語を覚えるところから始まりました。

お恥ずかしいのですが、失敗してしまったこともあるんです。お客様が操作を誤って、データが変わってしまったことがありました。連絡をいただいて、対応したのですが、数日後にまだおかしい部分があると再度問い合わせがあったんです。最初の連絡の時点で自分ではしっかり原因を調査して解決したと思っていたのですが、もう一度調査してみたら、関連する他の部分にも影響があることがわかりました。自分の知識不足でお客様にご迷惑をおかけしてしまい、本当に申し訳なかったです。

その経験から、とことん原因を調べ抜くことの大切さを学びました。自分でもシステムに関する知識を学びながら、先輩に相談したり、システムの開発元に問い合わせたりして、徹底的に調査するようにしています。

ーー現在は、この仕事をどう感じていますか?

参納 以前は対応できなかった複雑な問い合わせやトラブルに対し、調査を尽くして最終的に正常な状態に戻せた時や、お客さんに感謝された時に大きな達成感とやりがいを感じますね。諦めずに最後までやり遂げることが大切だと、この仕事を通じて実感しています。

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一日のスケジュール

日によって多少異なりますが、 大体次のようなスケジュールで業務が進みます。始業8:30、就業17:30、お昼に1時間の休憩があります。

締切は厳しい。それでも自由に働ける職場

ーーお話を聞いていると、時間外のお仕事もあるのかなと思いますが、実際いかがでしょうか?

課長 自治体システムの特性上、法改正への対応やシステムの入れ替え、選挙などの際には、土日や祝日、大型連休(ゴールデンウィークや年末年始)に作業が発生することがあります。これは、役所の業務が止まっている間に作業を行う必要があるためです。

休日出勤が発生した場合は、代休を取得してもらいトータルでバランスが取れるようにしています。忙しい時期の後はしっかりリフレッシュしてほしいですね。

参納 IT事業部はコアタイムがないフレックス制なので、出社時間を遅らせたり、逆に早めに出社して仕事の後に病院に行ったり、自分の都合にあわせて働きやすい環境ですね。

福井 時間のやりくりがしやすいので、有休を使う機会があまりないんです。残業した分、別の日に早く帰ることもできますし。周囲の人もそれを咎めるようなことはありません。かなり柔軟な働き方ができています。

野久 先日、夜9時まで仕事をしたので、その分翌日の午前中は休んで、午後から出社しました。調整しやすいですね。

ーー職場の雰囲気はどうでしょうか?

参納 様々な年齢層の社員がいて、歳が離れた人もいますが、気軽に話しかけられるので助かっています。わからないことがあっても寄り添って、一緒に考えてくれますね。

課長 この3人(福井・野久・参納)もよく話していますよ。

福井 仲が良すぎて、最近は仲間以上の関係になっているように感じます(笑)。

ーー自治体業務という「納期」の厳しい側面はあるものの、個人の裁量で日々の時間をやりくりできる自由度の高さが、3人の働きやすさを支えているんですね。

「標準化」という次の挑戦

ーー今後取り組んでいきたいことはありますか?

課長 国が、2025〜2026年を目処に、全国の自治体が個別に運用してきた情報システムを、統一された標準仕様へと移行させる取り組みを進めています。いわゆるガバメントクラウドですね。住民記録、税務、後期高齢者医療保険など、当IT事業部が長年担ってきた業務のシステムもその対象です。

これまでは自治体ごとに独自カスタマイズされたシステムを保守してきましたが、標準化が進むと、全国共通の仕様に合わせる必要が出てきます。自治体側も大きな移行作業が発生しますし、私たちもお客さんに寄り添いながら一緒に動いていかなければならない。

単にシステムを入れ替えるだけでなく、業務の流れをきちんと理解した上で移行を支援できるかどうか。そこに私たちの価値があると思っています。

(参考)ガバメントクラウドとは

デジタル庁が主導する、政府や地方自治体が共同で利用する安全な共通クラウド基盤です。2025年度末までに全国の自治体基幹業務を移行し、行政DXの迅速化、標準化、高セキュリティ、コスト削減を実現する国家戦略的なインフラとして位置づけられています。
デジタル庁-ガバメントクラウド

これから仲間になる方へ

ーーズコーシャに興味を持っている方へ、メッセージをお願いします。

参納 自治体職員との密接なやり取りや、タイトなスケジュールの中での対応など、大変な場面も少なくありません。そうした状況でもめげずに最後までやり遂げる粘り強さがある人に向いていると思います。

福井 プロジェクトを牽引できる35〜40歳くらいのリーダー層がいたら、チームがもっと良くなると思います。ロールモデルとなる存在を求めています。

課長 チャレンジ精神がある人には、やりがいのある職場です。受け身で作業をこなすだけでなく、自ら進んで業務を理解し、より良い方法を模索する姿勢を大切にしてほしい。そういう人は、この仕事を好きになると思っています。

おわりに

取材中、仕事について話す3人のどこか楽しそうな様子が印象的でした。どんなトラブルがあってもなんとかしてみせる。そんな頼もしさが伝わってきました。

難しいことが面白いと思える人は、ぜひ、ズコーシャのIT事業部をのぞいてみてください。

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