近年、SNSでのシェアが増え、訪れる観光客も増加中の帯広神社。その中で特に注目を浴びているのが、その美しすぎると評判の「花手水」。この神秘的で芸術的な手水がなぜ帯広神社に設置されたのか、その背後にはどんな神様や歴史が関わっているのでしょうか。そして、そもそも手水って何?正しい作法は?一緒に、この美しい伝統と深い信仰の世界を旅してみましょう。2024年(令和6年)の公開日程が公表されています。
北海道帯広市にある「帯広神社」。ここは、ただの神社とは違う、特別な場所です。大自然に囲まれ、縁結びや開拓の神様を祀っているこちらの神社には、数々の魅力があります。一体、どのような神様が祀られているのでしょうか。
帯広神社は、開拓三神として知られる神々を祀っています。
北海道の国土を見守る神様。国の土地を守護する存在として、地域住民からの信仰を集めています。
国土経営や開拓を司る神様。縁結びにもご利益があるとされ、多くのカップルが参拝に訪れます。
国土経営をはじめ、医薬や酒造の神様としても知られています。
これらの神様は、北海道の開拓の歴史や、人々の生活を豊かにするための神様として、地域の人々に深く信仰されてきました。
約7000坪の緑豊かな境内は、ハルニレやクルミ、サクラ、カツラなどの樹木が自生し、エゾリスやシマリス、さらにはアカゲラやムクドリなど、多くの野鳥や小動物が住んでいます。こちらの自然は、訪れる参拝者の目や耳を喜ばせてくれます。
帯広神社のご利益は、五穀豊穣や商売繁盛、縁結びなど多岐にわたります。特に、帯広市の中心部の鬼門に位置していることから、方位除けや厄除けの守護神としての信仰が篤いです。また、交通安全の神様としても知られ、国道38号線沿いにあることから、多くのドライバーが交通安全の祈願に訪れます。
北海道帯広市にある帯広神社。その歴史や由緒はどれほど知られているでしょうか。一度、その深い歴史を探ってみましょう。
明治16年、静岡県松崎町から依田勉三率いる開拓団体「晩成社」が下帯広村オベリベリに移住し、ここから開拓が始まります。初めての土地での祭礼が行われ、神社の礎が築かれたのはこの頃。しかしこの段階での帯廣神社との繋がりは不明瞭です。
明治42年、町民たちの間で神社の移転と御造営の話が浮上。総代として五氏が選ばれ、公園予定地に仮殿が建てられ、参道も整備されました。その翌年、帯広神社の創立願が正式に提出され、札幌神社から御分霊を授かりました。
大正4年には本殿・拝殿が建てられ、さらに3年後、郷社に昇格。昭和4年には拝殿を改築、続く昭和5年には社務所が改築され、県社に昇格しました。昭和11年には天皇陛下が帯広市を訪れ、帯広神社にも勅使が派遣されました。
昭和35年には御鎮座50周年記念祭が斎行され、昭和51年には神社本庁別表神社に加列。この加列を記念して社殿や社務所の造営も進められました。
平成2年、御鎮座80周年を迎え、参道などが改修されました。その後も、毎5年ごとの周年事業でさまざまな施設が改築され、神社の顔が新しく生まれ変わりました。
平成12年には、部落神社である春日神社を境内神社として迎え入れ、その社殿や社務所も新たに造営されました。
新しい美しさの発見、それはまるで日常の中に忍び寄る魔法のよう。その魔法を、日本の伝統と風情にある「花手水」という習慣で感じられるとしたら、皆さんはどう思いますか?
帯広神社の花手水については帯廣神社ホームページを御覧ください。
花手水は、神社やお寺にある手水舎の手水鉢に、色とりどりの花を浮かべること。もともとは、野外の神事で水が手に入らない時、草花や葉についた朝露で手を清める行為を指していました。この美しい風習は、京都の「柳谷観音楊谷寺」が紫陽花を手水鉢に浮かべたことから、現在の形へと進化しています。
最近、北海道の中でも、特に「帯広神社」の花手水がSNSや若者の間で静かなブームとなっています。その美しさは、訪れる者の心を捉えて離さない。帯広神社の花手水は、四季折々の花を使用し、手水鉢の中に彩り豊かな絵画のような風景を作り出しています。
花手水の魅力は、その瞬時の美しさと、日本の伝統を感じられる独特の風情にあります。特に帯広神社のものは、一見の価値あり。SNS映えすること間違いなしのこの美しい風景を、皆さんも是非、自分の目で確かめてみてはいかがでしょうか。
2024年の花手水の公開予定が公開されました。
※各帖、お花の状態を見ながら延長して公開することがございます。帯廣神社の手水鉢は、凡そ一帖 (畳一枚分) の大きさがあります。※帯廣神社公式Facebookより
こんにちは、若い皆さん!神社やお寺の参拝って、せっかく行くなら、正しいマナーで挑みたいですよね?今回は、神社やお寺でよく目にする「手水」について、その正しい作法を解説していきます。
「手水」は、日本の寺社での参拝の際に行う心と身体を清めるための作法の一つ。寺社の入り口近くに、龍や亀の銅像から水が流れている場所を見たことありますよね?あの場所が手水を行う「手水舎」です。
手水の場所に近づいたら、一瞬立ち止まり、心を静めて一礼。心の平静を保つことが、手水のスタートとなります。
手水舎に置いてある柄杓(ひしゃく)を右手で持って、水をくんで左手を清めます。この時、水はたっぷりと、全体の3割くらいを使うのがポイント!
次は柄杓を左手に持ち替えて、同じように右手を清めます。
両手を清めたら、再び柄杓を右手に持ち替えて、左手に水を受け取り、口ですすぎます。衛生的に気になる場合は、実際に口に入れずに、すすぐ真似だけでもOK!
口をすすいだ後は、左手を再度清めます。
最後に、使った柄杓の持ち手部分を清めます。その後、柄杓は元の場所に戻して完了!
神社やお寺の参拝は、その場所の神や仏に対する敬意を示すもの。手水はその一環として、とても大切な作法です。この記事で、手水の作法がしっかり身につけば、次回の参拝がもっと気持ちよくできるはず!みんなで、正しいマナーを守って、日本の伝統文化を大切にしましょう!
「え、ここどこ?」って聞きたくなるような、絶対にシェアしたくなるようなSNS映えの場所を探しているなら、京都府長岡京市の「柳谷観音楊谷寺」がまさにそれ!新型コロナウイルスの中で見つかった新しい美しさがここにある。だけど、驚くことに、この花手水の起源は、もともとここ楊谷寺から始まっていたんだ。
このお寺、実は平安時代からの超ロングヒストリーを持つ場所。でも、全然古びた雰囲気じゃなく、最先端のビジュアルを持ってる。なんと、境内には6つもの手水があり、それぞれ「龍手水」「花手水」「恋手水」「花水盆」「苔手水」「琴手水」というユニークな名前で、季節ごとの花々で彩られているんだ。
もみじの燃えるような赤や、紫陽花のさわやかなブルー、ひまわりの明るい黄色、そしてハロウィンやクリスマスのイベントバージョンなど、一年中、インスタ映えするショットがここにはいっぱい!まさに、現代の若者にとっての新しいパワースポット。
みんながデイリーにアップデートしてるSNSのタイムラインに、楊谷寺の花手水をぜひ投稿して、新しいトレンドを発信しよう!友達との次の旅行のスポットに、絶対に外せない場所、それが「柳谷観音楊谷寺」だよ!