清水町のコスモスファームが開発した「無塩せきコンビーフ 塩と肉」が、全国商工会連合会主催のバイヤーズルームで審査員特別賞を受賞しました。子牛の価値を高め、生産農家を支えるために挑戦を続ける同社。命と真剣に向き合う職場で一緒に働く仲間を募集しています。
北海道・清水町で畜産業を営む「コスモスファーム」。同社が開発した「無塩せきコンビーフ 塩と肉」が、全国商工会連合会のビジネスマッチングイベント「バイヤーズルーム」で審査員特別賞を受賞しました。今回の受賞は、十勝で唯一の評価です。

このコンビーフは、国内で流通量が少なく、これまで価値が十分に認められてこなかった子牛肉(ホルスタイン種の雄)を活用した商品です。淡泊でくせがなく、筋繊維が細い特性を生かし、牛肉・牛脂・塩のみで仕上げた無添加のコンビーフは、咀嚼のたびに自然な甘みが広がります。
コスモスファームは、商品としての魅力だけでなく、「子牛の命を社会へ還元すること」を大切にしてきました。

今回の商品に使用されているのは、足のけがや体格の理由で、肉用牛として肥育が難しい月齢12カ月未満の子牛です。これらの牛は市場での買い取り価格が低く、生産農家の負担となることもありました。
そこで同社は「商品としての価値を高めることができれば、農家を支えることにつながる」と考え、昨年から開発に着手しました。
竹中社長はこう語ります。

「大きく育てることが難しい牛でも、加工品によって命を社会に還元できます。子牛の魅力を知っていただき、価値を高めることで、生産農家を支えたいのです」
“命を大切にする仕事がしたい”。そんな想いを持つ方にとって、この職場は大きなやりがいになるはずです。

バイヤーズルームの審査員が評価したのは、単なる珍しさではありません。
これらの点が総合的に評価され、審査員特別賞という形で結果につながりました。
実際に販売は順調で、道の駅おとふけや都市圏のセレクトショップなどで約600缶が販売されています。今後は名古屋、福岡、広島など地方都市への販路拡大も見据えています。

成長の余白が大きい企業だからこそ、働く側にとっても“自分の仕事が会社を大きくする手応え”を感じられる環境です。
コスモスファームは決して“今回だけ”の受賞企業ではありません。これまでに数多くの受賞歴があり、地道に評価を積み重ねてきた会社です。
【主な受賞歴】
“派手に見せないけれど、実は実力がある”。それがコスモスファームの魅力です。

コスモスファームの仕事は、単に「食品をつくる」だけではありません。
こうした社会的意義の大きい事業を、清水町という自然豊かな環境で行っています。
成長期の企業だからこそ、若い力も、新しい視点も、地域を良くしたい気持ちも、すべて歓迎されます。

「足のけがなどで大きく肥育することが難しい牛でも、加工品づくりによって命を社会へ還元できます。子牛の生産農家として、命の重みを含めて、多くの人に子牛のコンビーフを知ってほしいと願っています」
コスモスファームは、あなたの力を必要としています。

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