政府も後押し、地方移住がトレンドの2023年。とはいえ、「移住して失敗は避けたい」が本音。ですが、移住先を帯広に選べば、失敗率がグッと減ります。理由は以下の7つをご覧ください。帯広は雪が少なく、湿度のない夏、いつも晴れている最高の気候です。さらに、北海道内の「住みよさランキング」で3年連続1位を獲得するほど大人気な都市です。経済も好調で、仕事も起業も子育てもバッチリ!
2023年6月、SNS上で「やったー!今年も1位」「これで3年連続」「移住してよかった」と歓喜に沸いた理由は、東洋経済新報社による「住みよさランキング2023」で帯広が3年連続1位を獲得したニュースが流れたからです。
東洋経済新報社が毎年発表する、全国812の市と特別区を対象にした「住みよさランキング2023」で帯広市は3年連続1位(北海道内)を獲得しました。
ちなみに、「人口1000人当たりの飲食店数」が前年と同じ全国1位、「人口1人当たりの大規模小売店店舗面積」が2ランク上昇の全国26位など、買い物や飲食に関する利便性が高く評価されました。また、「都市計画区域人口当たりの都市公園面積」は全国40位と、まさに帯広は「住みよいまち」となりました。
総務省が毎年発表する「2022年度のふるさと納税現況調査結果」によると、十勝19市町村のうち帯広市が15億5833万円で十勝トップ、10年ぶりに首位に返り咲きました。帯広市は返礼品の充実やサイト拡充で寄付額を伸ばしました。十勝では、上士幌町や中札内村など全国区のライバルが目白押しだっただけに快挙です。「住みよさ」を含めて帯広の注目が集まっている証拠ですね。
ちなみに、十勝では10市町村で寄付受納額が前年度を上回り、19市町村合計で7.2%増の75億6624万円と好調。芽室町も改革プランを進め、返礼品を増やし、増加率159.5%でトップ。全国のトップは宮崎県都城市で寄付額は3年連続で過去最高の9654億600万円でした。素直にこれはすごい額です。頑張れ帯広!
帯広の冬は雪が少なく、晴れが多い「十勝晴れ」という特別な気候です。
これにより北海道でも比較的暖かく、冬も過ごしやすい環境となっています。例えば、11月からは帯広と札幌の日照時間は大きく異なり、12月には2倍以上の差があります。また、降雪量も少なく、2022年の雪日数を比較すると、帯広は1月や2月でも札幌に比べて4分の1程度の雪しか降りません。つまりは雪かきの手間や交通障害の心配が軽減されるんです。
札幌から移住してきた佐藤さん家族が、「札幌の冬は、毎日のように雪が降るので曇りでどんより。心も荒みます。ところが、十勝・帯広は毎日雲一つない晴れが続き、心も晴々します。移住してきてよかったです」と語るように、雪に関する問題が少ないことが分かります。
特に1月から3月の間、毎日のように雪の降る札幌に比べて、帯広の少ない雪が目立ちます。雪に不慣れな地域からの移住を検討する方には、帯広が良い選択肢となるでしょう。
帯広は、便利な都市機能が整っており、アクセスが良く住みやすい街です。札幌への車での所要時間は約3時間(高速道路で直結)、電車なら約2時間30分。さらに高速バスも運行されており、最大3時間30分で札幌へ行けます。電車が運行停止でも代替手段があるため、安心です。
また、市内から30分の距離には「とかち帯広空港」があり、羽田空港への便も1日7往復。新千歳空港へは電車で約2時間、車で約2時間30分とアクセスが便利です。
帯広市内は、国道38号と236号が中心となり、幹線道路が500mごとに走る碁盤目のような構造を持ち、住居表示も分かりやすいです。
ショッピングセンターや飲食店も充実しており、住みよさランキングでも評価されています。帯広は、都会へのアクセスも遠出も便利な快適な街ですよ。
帯広は子育て支援が充実し、安心して子育てができる素晴らしい街です。その魅力を3つの支援制度を通じて紹介します。
帯広市では、児童手当、乳幼児等医療費助成制度、特別児童扶養手当の3つの子育て手当が提供されています。中学3年生修了前の児童を持つ世帯に支給される児童手当や、医療費助成制度など、経済的なサポートが充実。支給月から受けられるため、ご利用をお忘れなく。
子育て情報の宝庫である「帯広市すこやかネット」は、家族構成に合わせた最適な情報を提供。マイナンバー登録で便利なお知らせや健康管理機能が活用でき、予防接種や受診履歴などが手軽に確認できます。子育てをサポートする頼もしいパートナーです。
帯広市内に6か所存在する地域子育て支援センターは、乳幼児を持つ家庭が親子で楽しみながら交流できる場所。子育て相談や講座などの充実したサポートを提供し、地域のつながりを育む拠点です。子どもと共に成長する楽しいコミュニティが広がっています。
帯広市はこれらの支援制度や施設を通じて、子育て世帯が心地よい環境でのびのびと成長できるようサポートしています。他には、健診・医療、子どもの健診と予防接種、助成制度、子育ての各種手当・助成や子育て支援アプリなど。詳しくは帯広市のホームページをご覧ください。
帯広は、その充実した就職支援と創業・起業支援で注目を浴びる街です。移住者に安心と可能性を提供し、希望の未来を手に入れるための多彩な支援が展開されています。以下では、帯広の特化した4つの就職支援サービスと、創業支援制度の凄さを紹介します。
ビズロケとかち帯広を拠点にした「ビズロケとかち」は、十勝内での就職を支援する優れたマッチングサイトです。中途求職者や学生、既卒者向けに約300社の求人情報を提供。求職者と企業とのオンラインやり取りを通じて、適職の見つけ方がよりスムーズに。ビズロケとかちの登録説明会も開催され、UIJターン希望者には東京でも開催されています。
55歳以上の方を対象とした「ジョブジョブとかちシニア」は、再就職やボランティア活動を支援するマッチングサイト。経歴や資格を匿名で公開し、企業からのスカウトを受けることも。求人情報が公開されていない企業からも声がかかる可能性があり、就職活動の幅を広げる手段として魅力的です。
北海道が支援する移住支援金対象求人就業マッチングサイトでは、幅広い職種の求人情報が提供されます。移住支援金対象企業での就職であれば、帯広に移住して他市で働いていても支援金を受けられる可能性があります。
TCRU(ティクル) 北海道“とかち”の仕事が見つかる ー移住・転職・副業メディアー
都市部に住む地方移住に興味のある人や、地方の仕事を副業 (リモートワーク)として請け負いたい人に情報を届けて、十勝の会社に転職する移住者と十勝の会社の仕事を請け負う副業希望者をつなげる機能を持った、求人マッチングWebメディアです。
TCRU (ティクル)は、今まで地方になかったローカル求人Webマッチングメディアです。これまで接点のなかった都市部に住み、地方移住に興味のある人や、地方の仕事を副業 (リモートワーク)として請け負いたい人に情報を届けて、十勝の会社に転職する移住者と十勝の会社の仕事を請け負う副業希望者をつなげる機能を持った、求人マッチングWebメディアです。
「TCRU」に登録する多くのユーザー(求職者)は、十勝への移住・転職、十勝での副業を望んでいますが、地元十勝のユーザーも登録可能です。
求職者と十勝の企業をTCRU内で繋げて、十勝の人材不足を解消しつつ、移住者や関係人口を増やします。
帯広は創業を考える方にも魅力的な支援が整っています。
産業競争力強化法に基づく創業支援制度は、民間支援機関と連携し、継続的な支援を提供。特定創業支援等事業では、会社設立時の免許税軽減や信用保証の特例などが受けられます。定期的なセミナーや個別相談を通じて、知識やノウハウの習得が可能です。
日本金融政策公庫の支店で移住創業に関する相談ができ、融資制度も提供。条件を満たせば特別利率の適用も。さらに、セミナーのアーカイブ動画も視聴可能で、先輩の体験談から学べます。
TIPは、十勝地域の起業家候補が新しい事業創造に取り組むためのプログラムです。異なるセッションを通じて参加者同士や全国の革新的な経営者と交流し、新たな事業を生み出していきます。このプログラムは2015年に始まり、2023年度で第9期(TIP9)。
はじまりは、野村総合研究所(東京)2030研究室が開発した地方創生のための起業家育成プログラム「イノベーションプログラム」を帯広信⽤⾦庫と⼗勝19市町村が共同で、新たな事業創造を⽬指す「とかち・イノベーション・プログラム 」(TIP)として2015年から毎年開催。
これまでの8年間で50以上の新事業構想が発表され、そのうち10以上が実際に法人設立などに至っています。今年度は過去の成果を活かし、より効果的なプログラムが提供される予定です。あなたの挑戦をお待ちしています!
TIPは帯広信用金庫が主催し、共催は十勝19市町村。さらに、日本政策金融公庫、商工組合中央金庫、帯広商工会議所、北海道中小企業家同友会とかち支部、とかち財団、信金中央金庫、野村総合研究所が協力しています。十勝の挑戦者が新たなビジネスを創り出し、地域の発展に貢献する一翼を担うためのプラットフォームとして、TIPが存在しています。
帯広は、その就職支援と創業・起業支援の豊富なメニューにより、多くの人々が夢を実現できる環境が整っています。就職や起業の新たな一歩を踏み出すため、帯広のサポートを活用してみてはいかがでしょうか。
いまや世界中のすみずみにコワーキングスペースやシェアオフィスはあります。北海道の東側の中心都市“帯広市”の駅前に設置された「LAND」は単なるコワーキングスペースではありません。
LANDは、十勝の産業支援機関であるとかち財団が、地域発の新たな事業創発・起業創業を促進するためのスタートアップ支援スペースとして、2020年8月に開設しました。
「LAND」は、これまでに実施してきた事業支援をベースに、とかち財団職員がコーディネーション役として、相談対応や情報提供を行なったり、必要に応じて専門家などとつなぐなど、ビジネス共創を活発化させる空間として展開しています。
また、起業・創業・事業創発への可能性を地域にひろげていくことも目的のひとつとし、地域の潜在的な「やりたい」を実現できる空間として、地域の皆様に提供し、新たなビジネスのアイディアやチャレンジの芽を育むのがLANDです。
移住支援といえば、政府が1世帯に最大300万円の支援金を支給するほか、子どもも一緒に移住する場合はさらに子ども1人当たり100万円を加算される制度が有名ですが、他にも、帯広市では、近年、移住支援にも力を入れていて、快適な田舎暮らしが実現できるエリアとしても知られています。それでは帯広市の手厚い移住支援をご紹介しましょう。
東京23区(在住者または通勤者)から帯広市に移住し、移住支援対象法人に就業した場合、最大100万円の移住支援金が支給される場合があります。条件については
移住支援金特設ページ(移住者向け)北海道【UIJターン新規就業支援事業】を確認してください。
移住の実現に向け、就職を検討している十勝管内企業を訪問する場合など、交通費と宿泊が支給されます。※定員に達し次第、募集を締め切られる場合があります。
短期間の移住体験を希望する方で、3泊以上滞在する方に対し、民間事業者(ちょっと暮らしサポーター)と連携し、滞在施設を割安で提供するほか、地域での生活などに関する情報提供を行う「ちょっと暮らし」施設を「帯広市ホームページ」で紹介しています。
その他、帯広市ホームページでは「移住Q&A」「北海道・十勝 移住体験ガイド」「十勝管内の地域おこし協力隊紹介」など、盛りだくさんの情報を用意しています。興味を持ってくれた方は是非、そちらをチェックしてみたり、帯広市に問い合わせたりして詳しい情報を得ることをお勧めいたします。
いかがでしたでしょうか。帯広は、2023年の地方移住のトレンドに政府の後押しも受け、注目を集めています。
多くの人が「移住して失敗は避けたい」と考える中、そんな不安を一気に解消できるのが帯広です。その理由は、ご紹介した7つの特長に尽きます。雪の少ない穏やかな気候、湿度のない爽やかな夏、晴天の日々が待っています。さらには、住みよさランキングで3年連続1位の実力派。経済の好調が仕事や起業の成功への道を切り開き、子育ても充実のサポート体制が整っています。失敗を遠ざけ、新たな一歩を踏み出すなら、ぜひ帯広を選んでみてはいかがでしょうか。