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十勝で深刻化する人材不足と外国人材共生が築く未来キャリア

2025-10-09

十勝の会社

十勝で深刻化する人材不足と外国人材共生が築く未来キャリア

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介護、酪農、牧場、農業─。十勝の基幹産業を支える現場で、いま人材不足が深刻化しています。少子高齢化と若年層の都市流出により、日本人労働力の供給は減少の一途。そんな中、外国人材の受け入れと地域共生が現実的な解決策として注目されています。

ただし、外国人材を「安価な労働力」とみなす古い考え方は時代遅れ。

これからの十勝に必要なのは、外国人を地域の仲間として迎え入れ、共に未来を築く視点です。本記事では、外国人材の現状、制度、十勝での活躍事例、そして共生の可能性を掘り下げます。

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全国・北海道における外国人材の現状

  • 日本全体の外国人労働者数:約200万人(2023年)で過去最高。
  • 北海道の外国人労働者数:約3.4万人(2023年、前年比+7.9%)。
  • 主な国籍はベトナム、中国、フィリピン、インドネシア、ミャンマー。
  • 分野別では「製造」「農業」「介護」で増加が顕著。

北海道・十勝においても、農業・介護分野を中心に外国人材なしでは成り立たない現場が広がっています。

十勝での人材不足と外国人材

介護

  • 北海道全体で2030年に1.7万人の介護人材不足予測。
  • 十勝でも介護職の有効求人倍率は2倍以上。
  • 外国人介護職員(特定技能・EPA・技能実習)の受け入れが進み、利用者からも「頼れる存在」と評価されています。

酪農・牧場

  • 酪農王国・十勝では従業員の高齢化と人手不足が深刻。
  • 乳牛の搾乳や飼育管理の担い手として、ベトナム・インドネシア出身の技能実習生が活躍。
  • 経営者からは「彼らがいなければ牧場経営は続けられない」との声も。

農業

  • 十勝の農業就業人口は減少傾向。
  • 繁忙期の収穫や施設園芸では、ミャンマーや中国出身のスタッフが欠かせない戦力。
  • 外国人材が参加することで、農業法人が大規模経営を維持できている実態があります。

制度のポイント

  • 技能実習制度 
    技術移転を目的とするが、実際には労働力補填の役割が大きい。制度改革により廃止・再編の議論が進行中。
  • 特定技能制度(2019年開始) 
    対象分野に「介護」「農業」が含まれ、日本語・技能試験を合格した人材が就労可能。最長5年在留可。
  • EPA介護職員 
    フィリピン・インドネシア・ベトナム出身者が来日し、介護福祉士資格取得を目指しながら働く仕組み。

外国人材の活躍事例(十勝)

  1. 帯広市の介護施設A 
    フィリピン出身スタッフが利用者に寄り添い、入浴介助やレクリエーションで人気に。利用者から「先生」と呼ばれ信頼されている。
  2. 芽室町の牧場B 
    ベトナム人実習生が搾乳・繁殖管理を担当し、経営者は「地域に根付いてくれて助かる」とコメント。
  3. 清水町の農業法人C 
    繁忙期にミャンマー人スタッフが参画。地元の住民と一緒に収穫祭を開き、地域交流を深めている。

地域共生の成功事例

農業法人D(帯広市)

  • ベトナム人実習生10名が在籍。
  • 地域住民と合同で収穫祭や料理イベントを開催し、「外国人=労働力」ではなく「地域の仲間」として受け入れられている。

介護施設E(幕別町)

  • フィリピン人スタッフと日本人職員が互いに言語を教え合うサークルを設立。
  • 入居者から「外国人スタッフと歌う英語の歌が楽しみ」と好評。

酪農牧場F(芽室町)

  • ミャンマー人スタッフが家族で移住。子どもが地元小学校に通い、自然に地域に溶け込んでいる。
  • 経営者は「最初は不安もあったが、今では地域になくてはならない存在」と語る。

成功事例が示すのは、外国人材受け入れは単なる雇用対策でなく、地域文化を豊かにする可能性があるということです。

外国人材受け入れの課題

  • 生活サポート不足:住宅・交通・医療体制が追いつかない。
  • 職場内コミュニケーション:言語・文化の違いが誤解を生む。
  • 制度の揺れ:技能実習の廃止や特定技能への一本化議論。
  • 地域交流不足:孤立感から早期離職につながるケースも。

十勝で進めるべき解決策

  1. 生活支援体制の整備:通訳・相談員・交通アクセス支援。
  2. 職場の多文化共生:翻訳アプリや多言語マニュアルの整備。
  3. 資格取得支援:介護福祉士・農業機械免許などキャリア拡張。
  4. 地域交流の推進:祭り・スポーツ・学校行事への参加で相互理解。

未来を築くための視点

「外国人労働者」という古い言葉にある“安価な労働力”のイメージは、もはや通用しません。今後、日本は少子高齢化と経済停滞が進み、「働きに来る国」から「観光に行く国」へと比重が移ると予測されています。

他のアジア諸国から見れば、

  • 日本は「給与が特別高い国」ではない
  • 寒さや生活環境にハードルがある
  • ただし「観光地としては安くて質の高い食やサービスを受けられる国」

だからこそ、十勝を含む地域社会が生き残るためには、外国人材を“地域の仲間”として迎え入れる仕組みづくりが不可欠です。

外国人材と共生することは「人材不足対策」ではなく、日本が未来を築くための唯一の戦略なのです。

FAQ:よくある疑問

Q1. 外国人材と働くと日本人の雇用が奪われる?
A.
不足する現場を補うことで、地域全体の雇用とサービスを守ります。

Q2. 言葉の壁は?
A. 翻訳アプリ、日本語教育、交流イベントで解消可能。

Q3. 定着は見込める?
A. 家族で移住し、地域行事に参加するケースが増えています。

まとめ

  • 介護・酪農・牧場・農業は十勝の基幹産業であり、人材不足は避けられない。
  • 外国人材は現場を支えるだけでなく、地域文化を豊かにし、未来を共に築く存在になりつつある。
  • 成功事例はすでに十勝で生まれており、今後の方向性を示しています。

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