人手不足が深刻化する北海道で、企業の採用を後押しする新たな支援制度が始まっています。
北海道庁は現在、「人材確保奨励金・支援金(人材確保支援事業)」の受付を開始。
対象職種で離職期間1カ月以上の求職者を採用した道内企業に対し、1人あたり10万円の支援金が支給されます。
さらに、就労者側にも10万円の奨励金が支給されるため、“応募の後押し”としても活用できる制度です。
特に、慢性的な人手不足に悩む地方企業にとっては、「求人応募を増やすための強い材料」になりそうです。
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人材不足が深刻な北海道。採用支援策が本格化
北海道では現在、建設、運輸、介護、宿泊、飲食、農業など、多くの業種で人材不足が深刻化しています。
一方で、
- 転職活動中の人
- ブランクがある人
- 子育て後に再就職を考える人
- 離職期間が長くなっている人
など、「働きたいけれど一歩踏み出せない層」も一定数存在しています。
今回の制度は、そうした求職者の再就職を後押ししながら、企業の採用コストも軽減することを目的としています。
企業には“10万円支援”

今回の制度では、対象条件を満たした求職者を直接雇用した事業者に対し、10万円の支援金が支給されます。
対象となる主な条件は以下です。
対象企業の条件
- 令和8年(2026年)2月20日以降に対象職種で新規求人を実施
- 対象求職者を直接雇用
- 道内事業所での勤務
- 対象者が31日以上在職
となっています。
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求職者にも最大20万円支給
求職者側にも支援があります。
就労者への支給内容
- 離職期間1カ月以上 → 奨励金10万円
- 離職期間1年以上 → 追加で10万円加算
つまり、条件によっては最大20万円が支給されます。
これは企業側にとっても、
「この求人は支援制度の対象です」
と打ち出せるため、応募率向上につながる可能性があります。
対象期間と注意点

制度には申請期限があります。
対象期間
- 就労対象期間:2026年4月16日〜8月15日
- 申請受付:2026年4月16日〜9月15日
ただし注意したいのが、
「勤務初日から2カ月以内に申請」
という点です。
また、予算上限に達した場合は受付終了となるため、早めの対応が重要になります。
地方企業は“制度を知らない”だけで損をしている
地方企業の採用現場では、
- 「求人を出しても応募が来ない」
- 「採用コストばかり上がる」
- 「人材紹介会社に頼る余裕がない」
という声も少なくありません。ですが実際には、今回のように、
- 国
- 北海道
- 自治体
- ハローワーク
などが実施している支援制度は数多く存在します。
一方で、制度を知らないまま採用活動を続けている企業も多いのが現実です。
採用難の時代だからこそ、
「求人票を出すだけ」ではなく、
- 補助制度
- 移住施策
- 情報発信
- SNS
- 採用記事
などを組み合わせた“総合的な採用設計”が、これからますます重要になっていきそうです。
詳細・申請はこちら
制度詳細や対象職種、申請方法については、北海道の公式サイトをご確認ください。
採用に悩む企業向け。TCRUセミナーも開催

TCRUでは現在、地方企業の採用課題をテーマにした企業向けセミナーも開催予定です。
今回の北海道の支援制度も含め、
- なぜ地方企業に応募が来ないのか
- SNSだけでは採用が完結しない理由
- “選ばれる企業”は何をしているのか
- 移住×採用の最新動向
- 全国8万人超の移住プラットフォーム「スマウト」連携の実例
- 採用成功企業の共通点
などを、実例ベースで解説します。
人手不足が加速する今、「求人を出すだけ」の採用から、“地域全体で人を呼び込む採用”へ。
TCRUは、十勝・北海道の企業採用を支える「地域採用インフラ」として、今後も情報発信と支援を強化していきます。
セミナー詳細は、TCRU公式サイトや各種SNSで順次発信予定です。