株式会社スマヒロと帯広信用金庫（本店：北海道帯広市、理事長：髙橋 常夫、以下「帯広信用金庫」）は、2023年12月29日付けで十勝企業の採用促進と移住者支援等の連携に関する業務連携に関する契約締結をいたしました。本連携により、十勝・帯広エリアの地域事業者の自立した持続可能な事業運営を推進するため、スマヒロが運営する十勝に特化した求人マッチングWebメディア「TCRU（ティクル）」を活用した人材紹介事業を協力して取り組みます。
スマヒロと帯広信用金庫は、互いが保有する求人と求職者情報をティクルシステム内で相互マッチングを図ります。両者は協働して以下の事項などに取り組みます。
ティクルは情報発信力が強みで、ティクル編集部による独自記事のほか、求人企業も自由に記事や動画といったコンテンツを配信できます。その結果、立ち上げから6ヶ月で、登録者（求職者）が約100人となり、サイト流入数も月間で4万PVを超え、全国の移住希望者や十勝で仕事を希望する新たな接点を生み出しています。
帯広信用金庫は、取引先企業の人材確保を支援するため、2023年2月に有料職業紹介事業の許可を取得。同年4月より紹介業務を始めました。帯広信用金庫では、安定した経営基盤の確立に対して地域事業者が抱える「人材不足」や事業承継に関する相談の中で浮き彫りとなる後継候補者の不在等、「ヒト」に関する経営課題を支援するべく、経営後継者や経営者を支える幹部人材等のいわゆる「ハイクラス人材」の供給に主眼を置き、紹介事業に取り組んでいます。
また、「パーソルホールディングス」や「リクルート」、「みらいワークス」等の人材紹介大手企業とも提携し、幅広な人材ニーズに対応できる体制を敷いているほか、副業・兼業人材のマッチングによる経営課題の解決支援にも取り組んでいます。
ティクルは、求人広告を掲載する単なる求人サイトではありません。デジタルマーケティングに強みを持つWebメディア会社が運営するため、求職者が求める情報を記事や動画といった独自コンテンツを配信。これまで接点のなかった求職者に情報を確実に届けることができます。
また、求人を掲載する企業も、自社の商品・サービスといった魅力のほか、社員や社風などを自らコンテンツ化して、掲載することで自ら求職者にアプローチをかけられます。さらに、ティクルはAPI（アプリケーション・プログラミング・インターフェイス）を搭載。ティクル内の自社情報（求人や記事情報）を自社ホームページやWebメディアにデザインを崩さずに組み込むことができます。
ティクルでは、公には募集できない経営層や幹部候補の人材を求めるニーズと今回の帯広信用金庫様との提携を機に、非公開求人の取り扱いを開始します。非公開求人を掲載したい企業はティクル管理画面から公開求人か非公開求人かを選ぶことで掲載できます。登録求職者だけに公開（社名や社名が特定される情報は非公開となります）することで、本気度の高い求職者とのマッチングにつながります。
1916年、故・高倉安次郎組合長ら37人の経済人たちにより創業。その後、改組を繰り返し、51年に信用金庫法に基づく組織形態となる。創業以来、「地域の皆さまとともに、地域社会の発展に貢献する」を経営理念に掲げ、2023年現在まで107年に渡り地元十勝とともに歩み続ける。23年3月末時点、十勝管内に32店舗を構え、預金残高8,528億円、貸出金残高3,607億円、会員数39,604名、出資金13億円を誇る。2009年に設置した「地域経済振興部（現：地域経営サポート部）」では、地域創生支援と事業者支援に機動的かつ一体的に取り組み、創業・経営改善・事業承継・人材マッチング・補助金申請支援等の取引先本業支援にも注力しています。
株式会社スマヒロは「圧倒的におもしろいメディアが十勝を救う」というコンセプトのもと、デジタルメディアの力で十勝のあらゆる課題を解決するメディア会社です。2022年7月7日、北海道十勝の起業家やベンチャー企業に対して支援を行う合同会社コントレイルの投資1号案件として設立。スマヒロは、情報を単に発信するだけでなく、Technologyを活用して、あらゆるメディアをDXさせて、デジタルメディアの力で地方の課題を解決します。
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