「水を備える。食料を備える。そして、野菜も備える」。幕別町の株式会社大望が9月1日の「防災の日」、北海道産野菜100%のフレークを使った非常食セットを発売します。十勝の野菜を全国へ届けてきた会社が考えた、新しい「食の備え」です。
非常食に「野菜」という選択肢

もし、明日、大きな災害が起きたら。
- 水。
- 米。
- パン。
- 缶詰。
まず思い浮かべるのは、空腹を満たすための備蓄ではないでしょうか。
では、「野菜」はどうでしょう。株式会社大望が2026年9月1日の「防災の日」に発売するのが、「大望のなまら助かる非常食セット-Emergency Food-」です。
きっかけは、地震や豪雨、台風などの自然災害が相次ぐなかで考えた、ひとつの疑問でした。
災害時の食事に、野菜は足りているだろうか。
大望は、北海道産のかぼちゃ、とうもろこし、じゃがいも、にんじんなどを使った野菜フレークを長年製造してきました。
- 北海道産野菜100%。
- 無添加・無着色。
水を加えるだけでペースト状になり、乳幼児から高齢者まで幅広く使える。
普段の食卓で重宝されてきた特徴が、実は災害時にも生きます。
そこで生まれたのが、「災害時にも、野菜を。」という発想でした。
十勝の水と野菜を、一つのバッグに

セットには、大望の北海道産野菜100%の野菜フレークと、新得町の水などを収納。
専用の保冷バッグにはショルダーストラップが付き、災害時にはそのまま持ち出せる仕様です。
価格は1,800円(税込)。
家庭だけではなく、企業のBCP対策や自治体、保育園・幼稚園、学校、病院、介護施設などでの備蓄も想定しています。
農林水産省も「災害時に備えた食品ストックガイド」で、災害直後は炭水化物中心の食事になりやすいとして、栄養バランスを考えた備蓄を呼びかけています。
水を備える。
主食を備える。
そこへ、野菜を加える。
大望が提案するのは、非常食そのものというより、「何を食べるか」まで考える防災なのかもしれません。
0歳から100歳へ。そして非常時へ
この商品が面白いのは、大望が突然、防災用品の会社になったわけではないことです。
むしろ逆。
これまで続けてきた仕事の延長線上にあります。
大望は幕別町で、北海道の野菜を使った食品加工・販売を続けてきました。

主力の野菜フレークは、毎日の料理だけではなく、離乳食や介護食にも使われています。
TCRUが以前取材した西田理来さんも、2025年に十勝へ移住して大望へ入社。卸商品の受注・発送管理や物産展の準備、製造ラインなどに携わりながら、北海道の野菜を全国へ届けています。
- 赤ちゃんへ。
- 家族の食卓へ。
- 高齢者へ。
そして今度は、災害時の食事へ。
届ける場面は変わっても、やっていることは変わりません。
北海道の野菜を、必要としている人へ届ける。
その仕事が、また一つ新しい形になりました。

売上の一部を熊本県の被災地へ
今回の商品には、もう一つの意味があります。
「大望のなまら助かる非常食セット」の売上金の一部は、熊本県の被災地へ寄付されます。
北海道で育った野菜から商品をつくり、それを必要とする人へ届ける。
そして、売上の一部を被災地へ返していく。
商品を売って終わりではありません。
そこまで含めて、今回の「Emergency Food」という商品なのでしょう。
9月1日の防災の日。
非常持ち出し袋を開いたら、水や懐中電灯だけではなく、家族が何を食べるのかも考えてみる。
大望の新商品は、そんなきっかけを十勝から投げかけています。
北海道の野菜を「次の人」へ届ける仕事
そしてTCRUとして、もう一つ伝えておきたいことがあります。
この商品を企画し、つくり、全国へ届けているのは、人です。
- 農家が育てた北海道の野菜を受け取る。
- 商品にする。
- 品質を守る。
- 届け方を考える。
- 販売する。
その一つひとつの仕事の先に、商品を手に取る誰かがいます。
TCRUが以前取材した西田さんは、大望で働くうえで「次の人を思う」という考え方を大切にしていました。
野菜フレークで未来を彩る 千葉から十勝へ移住した“ミスター⼤望”の挑戦 | 株式会社大望 | 帯広 十勝の求人・移住なら【TCRU】北海道生活に役立つ情報
今回の非常食セットにも、その姿勢が重なります。
- 次に食べる人を思う。
- 災害に遭った人を思う。
- 北海道の野菜を育てる人を思う。
食品メーカーの仕事は、ただ「ものをつくる」だけではありません。
誰に、何を、どう届ければ役に立てるのかを考える仕事でもあります。
- 北海道の食に関わりたい。
- 十勝の素材を全国へ届けたい。
- 商品づくりを通して誰かの暮らしを支えたい。
そんな仕事を探しているなら、幕別町にこんな会社があることを覚えておいてください。
株式会社大望です。

商品概要
- 商品名: 大望のなまら助かる非常食セット-Emergency Food-
- 発売日: 2026年9月1日(火)「防災の日」
- 企画・販売: 株式会社大望
- 内容: 専用バッグ/北海道・新得町の水/北海道産野菜100%の野菜フレーク ほか
- 販売価格: 1,800円(税込)