屋根職人を目指す人へ。仕事内容を全部見せます
!どんな人が向いている?

Nov. 16
153

屋根職人の仕事に興味があるけれど、具体的にどんな仕事をするのか、どんな人が向いているのか気になりますよね?この記事では、屋根職人の仕事内容や必要な資格、さらに将来性について詳しく解説。屋根職人は、屋根全般の工事を請け負い、建物を守る大切な仕事です。瓦屋根や金属屋根、塗装など、種類によって求められるスキルは異なりますが、その分、自分の得意分野を生かして活躍できる魅力的な職業です。

また、資格を取得して専門知識を深めることで、キャリアアップや安定した収入が見込めます。学歴やキャリアにこだわらず、未経験からでも挑戦できるこの職業。屋根職人を目指す方にとって、この記事がその一歩を踏み出すきっかけとなれば嬉しいです!

屋根職人とは

屋根職人とは、その名のごとく、屋根全般の工事を請け負う職人を指します。その中でも、屋根工事を請け負う職人のなかでも、今回は金属屋根職人にクローズアップさせます。

金属屋根職人

金属製の屋根の工事を専門とする職人です。もともとは樋の修理を専門にしている職でしたが、金属屋根の人気の高まりから屋根工事でも技術やスキルを発揮するようになっています。主流となっているスレート屋根は、金属屋根職人でも施工可能です。

屋根工事の種類を教えます

屋根工事は、以下の8種類に分類されます。

① ふき替え工事

ふき替え工事は、表面の屋根材の全撤去、下地の交換や補修、新しい屋根材で屋根を覆う、といった作業を行い、屋根を全て交換する工事です。

② ふき直し工事

ふき直し工事は、瓦屋根限定で行われる工事で、屋根の下地全体の補修と交換をします。

③ 重ねぶき工事

重ねぶき工事では、現存する屋根は撤去せずに、その上に新しい屋根を重ねる工事です。

④ 塗装工事

塗装工事は屋根の塗装を塗り替える工事です。

⑤ 屋根材の修繕工事

屋根材の修繕工事は屋根材の傷んだ部分だけを修繕・交換する工事です。

⑥ 漆喰補修、交換工事

漆喰補修・交換工事は、瓦の接着用粘土として使用されている古い漆喰をはがして新しい漆喰に塗り直す工事です。

⑦ 棟板金交換工事

棟板金交換工事は、スレート・金属屋根が対象となり、屋根頂上にある棟板金を交換する工事です。

⑧ 雨樋修理、交換工事

雨樋修理・交換工事では、雨樋を修理または交換します。

三浦工業株式会社 - TCRU
当社は、公共施設や地域のコンビニエンスストアなど、幅広い建物の屋根や壁の板金工事を手がける企業です。 「よつ葉アリーナ十勝」や「芽室町役場庁舎」など、大規模な公共施設の実績もあります。 現場で働く職...
https://tcru.jp/mkroof

屋根職人の資格はどうやってとるの?

では、そんな屋根職人はどうやってなるのでしょうか。結論から言うと、屋根職人という仕事に就くには、学歴やキャリア、資格は必要ありせん。

近年、建設業界は深刻な人手不足に陥っており、屋根工事業界もまたそのような状況です。そんな中、職人を確保するためには、未経験者でも積極的に採用し、教育を施して一人前の職人に育て上げる必要があります。そのため多くの建設会社は、学歴やキャリアを問わず求人募集を行っており、積極的に雇用を増やそうとしています。

しかし、屋根職人としてキャリアアップするためには、やはり資格の取得が必要になってきます。専門性の高い資格を取得していれば、社内でのキャリアアップ・給与アップにつながりますし、転職する際も大変有利です。

【関連記事】屋根工事で活用できる記事は以下をお読みください
「屋根工事の求人はどう探す?資格は簡単?屋根工事会社求人募集をご紹介」

屋根職人の資格

まず、瓦屋根関係の資格には以下のようなものがあります。

かわらぶき技能士

技能試験と筆記試験に合格しないと交付されない国家資格です。1級の受験資格は、実務経験7年以上、もしくは2級に合格して2年以上の実務経験が必要です。2級は、実務経験として2年以上あれば受験できます。

瓦屋根工事技士

内閣府所管の全日本瓦工事連盟が認定する資格で、受験には実務経験が3年以上必要です。筆記試験にて、瓦に関する様々な知識を試されます。

瓦屋根診断技士

全日本瓦工事連盟が認定された人が取得できる「称号」で取得条件は下記となります。

  • 全日本瓦工事連盟の組合員である
  • 瓦屋根工事技士の資格を所有
  • かわらぶき技能士を所有

いわば、瓦屋根のプロフェッショナルですね。

国家資格「塗装技能士」

次に、屋根塗装をする業者に求められる資格は「塗装技能士」です。国家資格である塗装技能士には「建築」「木工」「金属」「噴霧(ふんむ)」「鋼橋(こうきょう)」の5種類があり、それぞれに1級と2級があります。受験資格は、1級で7年以上の、2級で2年以上の実務経験が必要とされ、試験は学科と実技があります。

屋根の葺き替えやカバー工法には「建築板金」の資格を獲得できるとよいでしょう。建築板金の資格には1〜3級まであり、1級の受験条件は、実務経験7年以上、もしくは2級を合格してから2年以上の実務経験が必要となります。2級なら2年以上の実務経験があれば受験できます。3級は実務経験がなくても受験できてしまいます。

日々の仕事を通じて技術を磨き、積極的に資格の取得に挑戦してみましょう。

一生モノの仕事に!未経験から始められる板金工を募集 | 三浦工業株式会社 | 帯広 十勝の求人・移住なら【TCRU】北海道生活に役立つ情報
板金加工から施工を行う 「屋根職人」を募集します。 もちろん、未経験OKです。 内外装板金(建築板金3級)取得に向け訓練校に通う制度があり、 ゼロスタートでも安心してプロを目指すことができます。 ※...
https://tcru.jp/jobs/133

屋根工事職人に向いている人

では一体、どんな人が屋根職人に向いているのか、簡単ではありますが、ご紹介しましょう。

高所作業が嫌ではない人

当たり前ですが、屋根職人は、屋根工事の現場が主な仕事場となります。そのため、足場を組んで高所作業を行う機会が必然的に多くなります。ですから、高所への苦手意識があまりなく、高所作業が得意だという方が、屋根職人に向いているでしょう。

体力に自信のある人

屋根職人は、主に屋外で屋根を現場とした様々な作業を行うほか、扱う資材もそれなりの重量があるため、体力の必要な仕事と言えるでしょう。雨の場合は危険なため作業中断となりますが、夏は暑く、冬は寒い屋外での作業が主となるため、屋根職人の仕事には体力だけでなく、危険を避けるための高い集中力も必要とされます。

細かい作業も丁寧に取り組める人

上記のように、屋根工事では、細かい作業を丁寧に行う場面がたくさんあります。そのため、細かい作業をコツコツと丁寧に取り組める人も、屋根職人に向いていると言えます。

屋根職人の将来性は?

屋根職人は建築会社や工務店が主となりますが、そこで心配になるのが、現在の日本は少子高齢化が進み、人口減少の時代に入っているということ。つまり、そうした状況から「新築物件の案件が減って、屋根職人の仕事も減っていくのではないか」と心配する方もいらっしゃるのではないでしょうか。

確かに、不況や人口減少により、新築物件の仕事が減ってしまう可能性は大いにある状況といえます。しかし、それでも屋根職人の仕事がなくなることはないと言えるのです。

新築物件が減っても重要はある

なぜか?新築物件が減っても、メンテナンスやリフォーム工事の需要が安定して発生するからです。どのような建物にも耐用年数(寿命)があるので、一定の間隔でのメンテナンスが必要になります。たとえば、瓦が剥がれ落ちた、屋根材にヒビが入った、屋根から水漏れがしている、などといったトラブルは必ず発生するので、それを補修する需要が生まれます。また、そうしたトラブルが起こる前に定期的なメンテナンスが必要にもなります。なので、たとえ不況であっても、住宅の安全確保のために定期メンテナンスやリフォームの依頼は入ってくるのです。

また、より築年数が経過した建物については、建て替えによる屋根工事の需要も発生します。人が生活を続ける限り建物は必要とされ、新築・リフォームを問わず屋根工事の需要がなくなることはありません。ですから、屋根職人は安定して働ける職種といえるのです。

総合すると、屋根職人は、今のところ需要が完全になくなるような仕事ではないうえに、学歴やキャリアを問わず就職でき、かつ実力によってキャリアアップや待遇の向上を見込める仕事だということがお分かりいただけたと思います。もし少しでも気になっていただけたなら、ぜひとも求人を探してみてはいかがでしょうか。

十勝・帯広の屋根工事は「三浦工業」!

十勝・帯広で屋根工事を考えるなら、技術と信頼の「三浦工業」が最適。当社は、金属屋根および金属系の外壁工事を専門とし、地域で最も信頼される施工会社としての地位を確立しています。その中でも、私たちが開発した独自工法「Reルーフ」は、防水効果が高く、環境にも配慮された画期的な技術で、多くの施工実績を誇っています。さらに、次世代の職人育成に力を入れていることから、常に高い技術力を維持しつつ、地域社会に貢献しています。

独自開発の「Reルーフ」工法で持続可能な屋根工事を実現

「Reルーフ」は、三浦工業が独自に開発した、画期的な防水屋根工法です。この工法では、ポリ塩化ビニル樹脂を被覆した鋼板を使用し、従来の鋼板よりも耐食性、耐候性、そして防水性が大幅に向上しました。

また、熱融着を用いて鋼板同士を一体化させることで、漏水のリスクを最小限に抑えることができます。さらに、この技術は既存の屋根に重ねて施工することが可能で、ゴミを最小限に抑え、短期間で工事が完了するというメリットがあります。このような持続可能な工法が、SDGs(持続可能な開発目標)にも貢献し、地域環境にも優しい施工を実現しています。

高い技術力と信頼を誇るプロフェッショナル集団

三浦工業の最大の強みは、技術力の高さと人材育成の徹底です。社員全員が高い技術力を持ち、各々が現場で即戦力として活躍しています。新入社員も経験豊富な中堅社員の指導のもと、早期に資格を取得できる環境が整っており、全員がプロフェッショナルとして成長できる体制が確立されています。

さらに、資格取得にかかる費用は会社が全額負担し、定期的な社内研修や手当制度の見直しを行うことで、社員がやりがいを持って働ける環境づくりにも注力しています。

頑張るほど給与が上がる!やる気と成長をサポートする組織体制

三浦工業では、社員の頑張りを評価する給与体系を導入。やる気と成果に応じて給与が上がる仕組みを整え、さらなる成長を後押ししています。残業・休日・資格手当などの待遇も充実しており、社員が安心して働ける環境づくりを進めてきました。また、業界でもトップクラスの環境改善を図り、家族との時間を大切にできるワークライフバランスを提供しています。

次世代の経営者を育てる!将来のリーダーとして成長するチャンス

三浦工業では、次世代の経営者育成にも力を入れています。積算業務やCADによる設計など、マネジメントに必要なスキルを習得し、将来のリーダーとして活躍できる環境が整っています。社長をはじめ、経営陣が社員一人ひとりを大切にし、彼らの成長を全力でサポートしています。その結果、将来の経営層を担う若い人材が着実に育ってきています。

三浦工業でキャリアを築きませんか?

三浦工業では、優れた技術と人材育成を軸に、信頼される会社として成長を続けています。現在、技術力を持った職人集団としてさらなる飛躍を目指し、新たな仲間を募集しています。屋根工事業界で確かなキャリアを築きたい方、やりがいのある仕事を通じて成長したい方は、ぜひ三浦工業で新しいキャリアをスタートさせてください。

あなたも三浦工業で、次世代の技術を担うプロフェッショナルとして活躍してみませんか?

三浦工業株式会社
当社は、公共施設や地域のコンビニエンスストアなど、幅広い建物の屋根や壁の板金工事を手がける企業です。 「よつ葉アリーナ十勝」や「芽室町役場庁舎」など、大規模な公共施設の実績もあります。 現場で働く職...
帯広市 西18条南1丁目2-24

三浦工業株式会社の求人(1件)

板金工
2024-11-15
399
未経験からでも安心のサポ...

一生モノの仕事に!未経験から始...

本社:帯広市 マイ...   正社員 (新卒)   月給200,000円

新着記事

【年末年始休業のお知らせ】

アスクゲートイースト帯広店の住み込み寮をご案内

バイオガスって?牛のふん尿が未来を救う!?バイオガスプラントの可能性

地方創生企業が躍進!石破首相が挑む2025年 地方創生と勝者企業9選